3年育てた保護猫を里親家族に送り出す日
先日決まった里親ご家族が今日、ヒラノを引取りにくるそうなので本当にお別れになってしまう~~~。
なので、ヒラノとの思い出でもまとめようかと思う。
本当に物覚えが悪いので、思い返しながら書くって事も出来ないし、スマホのデータがすっとんで去年以前のデータもないから、こういう時になにも思い出せないのが悔しいな、と思って最近生きてます。
過去のことに執着するようになったのって、大人(老い)になったからなのかな。
先週の日記はまさに里親が決まったその日の夜中に一気に書いて一気にアップロードしたものだったのだけれど、おおよそはそこで書いたことがすべてで…
ヒラは父の店で世話をしている半野良・半外猫です。
日中暖かいと外でぷらぷらして、日暮れと餌の時間になると店に来て居座る。寝るときは先住猫と一緒にベッドで眠る。半野良、ほぼ飼い猫。
約3年くらい前に先住猫(飼い猫)の餌皿から勝手にフードを拝借していたのを発見したのが出会いでした。
先住猫そっくりの模様で、おなじ目の色で、他の野良猫は追い払う先住猫が気にも留めずにただフードを食べさせているのを見て「もしや…家族では…」と思うほどスッと馴染んだふてぶてしい猫です。
フードを隠して摘まみ食い対策をして暫く経つと、店先で震えながら横たわっているのを父が発見して保護。それから店で世話(保護)するようになりました。
保護してから先住猫と同じようにフードとお水、寝床を提供しているのだけれど、ほぼ毎日バッタ・カマキリ・ネズミ(一番お気に入り)・モグラ(スーパーレア)の返礼品が店に届くようになりました…。今は落ち着いてるけれど、たまに持ってきます。
抱っこもさせないし、撫でられもしないし、お店にお客さんがくると逃げて隠れるような野良猫全開の性格だったのに、避妊手術を機に甘えん坊・抱っこ大好き猫に性格が変わったのもすごい驚きでした。あんなに変わる事あるものなの?
今は、だれが来ても一先ずすりすりしに行くし、座った人の膝の上はめちゃくちゃ狙って行きます。
それでも、店は扉全開で何時でも脱出オーケーだし、車通りもそこそこある住宅街だし、周りには他の野良猫もいるし、父も仕事中は猫とは遊べないし…色々考えるときちんと室内飼いをしてくれて、環境の整った場所で飼ってくれる飼い主さんを探すのがヒラノにとってもいいんじゃないかな~と思っていたんですよね。
あと単純に父はヒラノの保護に乗り気じゃなくて、元気になったらまた野良に戻るだろうって思っていたのになかなか出て行かないな…って3年経ったって感じらしいけれど。
そんなところに、ヒラノをもらい受けてくれる家族が見つかって、今日の譲渡に至ったってところなんですよね~。
お昼ごろ、引取にくるって聞いたので間もなくいなくなっちゃうんだな~~~。
よく行くお店の店員さん家族に貰われるのだけれど、通いの頻度を高めて近況報告を聞き出したいと思うし、何かあったらすぐ返却してって言っちゃうくらい随分情が移ってしまっているんですよね~~。
私が猫アレルギーじゃなくて、我が家に犬が居なかったら飼ってるんだけどな…。
それでも、「完全室内飼い」で「つねに家に誰か人がいる環境がある」家族に貰われていくのはヒラノにとってとっても幸せなことだと思うので喜んであげたいな。
幸いなことに昨日から秋田市内も雪が降っていて、雪が降ると外出したがらない猫なので「外に出たい!」ってなる事もなさそうだし、早く里親家族になじむといいなあ。
写真が破壊的に苦手です。
【追記】妹から沢山写真をもらったのでアルバム変わりに沢山置いておくことにする。
初めて発見したときの写真
ちゃっかり住みついて、フードをあげることにしたあたりの写真
がっつり懐いてるヒラ