事務員の日記

物覚えが悪い

職務経歴書みたいになった

いつだかの日記で転職活動の時、気分が上げられずに出勤が面倒だったことを思い出したのだけれど、思い返せば今までたった3回ではあるけれど転職をしてきたので3回(アルバイトを含めると5回)新入社員だったことがある訳だ。

 

思い返せる範囲職歴と感想

 

・コンビニ(約1ヶ月か2ヶ月間)

使用期間中に解雇になったので大した思い出がない。

外国人のお客さんが英語で話しかけてきて、答えられずにいると流暢な日本語で「砂糖が欲しいって言ったんだよ」ってからかわれた記憶がずっとある。

きっと元気がなかったし容量が悪くってなにも覚えられなかったから解雇になったのだと思う。コンビニって本当にやらなきゃいけないこと多いし、こまごました備品が多すぎると思う。 

 

・家電量販店(約6年間)

勤めて直ぐにプレステ最新機種が販売になったとかで毎日プレステを売ってた記憶がある。(PS3だったかな)初日のレジで防犯シールの解除を忘れて怒られたときに、合わせる顔がないから明日から出勤しないって心に決めたのになんだかんだで6年勤めあげたのでどうなるか分からないものだなあと思った。

家電品が売れると現金がたくさん出入りするので楽しかったし、書籍コーナーの(本当はいけないけれど)売れ残りの付録をよく貰ったのでトートバックとか手帳とかに困らなくて良かった。

そんなに忙しい店ではなかったので、レジのなかでずっと本が読めるのも幸せだった。今からでも本屋さんになりたい。 

 

・市役所(2年か3年間)任期付き職員

人生観というか、趣味の幅がものすごく変わった職場。

公園の管理とか史跡調査の手伝いをしたり、市が管理している文化財のデータをまとめたりしたんだけれど、とにかく楽しかった思い出。

秋田市史読んで関連する歴史をまとめたり、史跡の写真とったり管理者さんと話したり、趣味の延長線上に仕事があるってこんな感じなのかな~と思った。

同時に「公務員」と言うだけで晒される理不尽とかにもぶちあたって、純粋に嫌な気持ちもたくさんしたので世の公務員って大変だなあと思った…。

学歴コンプレックスと、勉強嫌いで公務員試験を受けることはなかったけれど、人生の分岐をやり直せるなら公務員試験に挑むかもしれない。…挑まないかな、安定はしているけれど理不尽めちゃくちゃあるし。お世話になった部署以外に興味ないし。

 

・和菓子屋(2ヶ月)正社員

市役所の任期満了に伴って慌てて就活して、その時に「地元でしかできない仕事したいな~」という思いから、秋田銘菓的な和菓子屋に就職した。これが人生で初めての正社員、結果直ぐに退職願を書くことになるのだけれど。

この時も事務員・兼店舗ディスプレイとか広報のデザイン担当で入社。拘束時間の長さと、経営者家族ともめて退職に至る。2ヶ月しかいなかったけれど、めちゃくちゃ勉強になった、いい意味も悪い意味も。

未だに、自分の不出来が起こした悲劇だと思って落ち込むこともあるけれど、たぶん違うと思う。いつか退職の相談したときの社長たちとの話し合いのボイスレコーダーを文字起こししたいと思っているけれど、いまだに震えて聞けないので未だトラウマなんだと思う。

 

・道の駅(2年~3年?)

上記のスピード退職から1ヶ月くらいニートをして、それでもやっぱり「秋田でしか出来ないことしたいな~」という欲求で、道の駅でパートを始めることに。

事務員やりながら、広報的なことしたり、経理的なこともしたりして色んな仕事をした気がする。初めて現金出納帳を書くようになったんだけれど、高校の時にならった簿記がこういうところで役立つのか~と思ったり、短大卒業するときになんとなく取得した食品衛生責任者の資格が飲食部門で役立ったりしたけれど、だんだんパートにしては荷が重くない?と思って転職活動することに。

お給料安かったことと、お休みと勤務時間が不定期だったのがしんどかったな…たしかに楽しかったし、それなりに信用されているな~という実感があったので。

 

・事務員(現職)

完全なコネ入社。コネのコネみたいな形で入社したんだけれど、お話しはずっと前から頂いていたのでもっと早く入社すればよかったな~~~って思っている。

久し振りの正社員採用(2~3年振り2度目)なのだけれど、ほどほど毎日忙しいし職場が遠いんで面倒なんだけれど、人間関係のいざこざがない事と、上司が話し易くって悩ましい事をすぐ共有出来るのが最高だな~~と思って務めている。

全体的に高齢化が進んでいるので、今後どうなるかよくわからないのと、業務的に将来性が怪しいことと、転職のたびに思っていた「秋田でしか出来ないこと」ではないってところがあるけれど、差し引いても一番人間らしく勤めているのでうれしいなあと思っている。

 

何のために書き起こしたんだか忘れたんだけれど、考えたら「秋田でしかできないこと」と「地元就職」にめちゃくちゃこだわっていたことを思い出した。

現職では地元ならではってことはないけれど、仕事以外の部分でそれを補うと自分の中での均等が取れる気がする。