大人の家出~初級編~
もう家出してやる!と年甲斐もなく家を飛び出した三連休だった。
この週末かっとなりすぎて衝動的に家を出て一人で暮らすという選択肢が頭を過ぎったのだけれど、現実的に考えて家を見捨てる選択はできなくて、それでも何処かに行かねばならぬと思って雫石までドライブしたら最高だった。道中見つけた滝を見て、目に付いた足湯に浸かったりした。 pic.twitter.com/fXOr5Q5ANI
— 事務員 (@o_omeganeo_o) September 23, 2019
家出してやる!と思ったものの、行く当てもないので真っ先に「どこへ行きたいだろう?」と想像を巡らせた結果が「宮沢賢治記念館に行こう」だったのが自分でも少し驚きました。
本当は「平泉にいこう」だったのだけれど、三連休で人混みだと嫌だな…と思ってヒヨってしまったので、日ごろから衝動的に自我を開放する訓練をしていない、消極的な人間なんてこんなもんだな…と落ち込んでしまったりもした。
宮沢賢治記念館を目指しながら、ふと雫石のジェラート屋さん「松ぼっくり」にも行ってみたかった事を思い出して先ずはそっちを目指しました。
道の駅しずくいしに入ろうかと思ったけれど、すごく駐車場がいっぱいで「人混み…」と思ってスルーしてしまった。道の駅しずくいしのゆるキャラが結構好きだった記憶があります。(※今HPを確認したらそんなゆるキャラ見当たらなかった。)
目当ての松ぼっくりにてジェラートを食べながら、盛岡冷麵に思いを馳せたり、最初の目的だった宮沢賢治記念館にも思いを馳せまくったのだけれど、台風の影響で雨風が強まる予報にヒヨってしまってこれ以上の遠出を断念。
このまま何処までも突っ走って、夜になったらホテルで寝るっていうのもすごい楽しそうだなあ…と思いつつ、そこまで突っ走れる行動力がなかった。
とんぼ返りして家を目指すと明るいうちに家に付いてしまうし、腹の虫も収まっていなかったので目的地を「横手増田まんが美術館」へ。
「鋼の錬金術師原画展」をやっているってポスターを見つけたので。中学生の頃、美術部だった私は鋼の錬金術師の絵がうますぎると思って画集を買い、模写をしたけれど全然うまくならなくって挫折した記憶を思い出しつつ、原画を見るために行ってきました。
結果、やっぱり荒川弘先生はすっごく絵が上手だし、コミックや画集でもそれはすごい伝わってくるのだけれど原画には媒体を通したものでは分からないパワーがあるし、最終巻まで読んでいないのでめちゃくちゃネタバレだったけれど、展示終盤の演出はすごく感動したので、行ってよかったな…浴びた…画力のパワーを浴びました。
横手に寄ったついでに横手焼きそばを食べて、豪遊するつもりでチョコミントのアイスを齧って帰路に付き、大人しく日常に戻ったのだけれど、思いつくままに行動するっていうのも面白かったな、と思いました。大人の家出、初級編。家出っていうより多田野ドライブだったけれど。
大人の家出でよぎったいろいろな目的地まとめ
猫とウニのハイブリットみたいなゆるキャラがいたと思ったんだけれど。
ナッツのやつ美味しかった。次は外に置いてあるブランコにのりたい。
美味しい冷麺が食べたい
満喫みたいにマンガを読めるフリースペースがあって居心地がすごい良かった
秋田市から来たのに、何故かとっさに新潟からの一人旅行者を装ってしまった。なんでだろう。
時間が合わずに行けなかった。大昔に家族で行ったのを覚えていて、また食べたかったんだけれど。
そういえば、雫石から増田町を目指す途中に「湯田町」?を通ったみたいで、砂風呂とか温泉の旗に吸い寄せられるまま向かった先が「足湯」しかなかったのだけれど、あれはどこだったんだろう。久しぶりに足湯をたんのうしました。気持ちよかった。