事務員の日記

物覚えが悪い

アイドルの現場に初めて行ったんだけど、実体としてのアイドルってすごいな

2019.10.24(木)

吉祥寺で行われた「ぞめてぃ生誕~一期一会~」に参加してきました。

書かなくてもいいかな、と思ったけれど私のことなのですぐ思った事を忘れるから思い出しながら書こうと思う。ただの旅行記です。

 

ライブに関しては、全ては表題に回帰すると思うんだけれど、実体としてそこに在る「アイドル」ってなんかすごかった。偶像じゃなかったんか、と思った、事実偶像ではあると思うんだけれど。

 

(蛇足)

アイドルって偶像なんだろうか?

アイドル=偶像って図式はいつごろから出来て、何を指すものなんでしょう?

 ステージに居る「みんなの恋人」「みんなの妹」的な存在は、本当は「誰かの恋人」だし「ひとりの女性」であるから、みんなが熱狂している「俺だけの推し」っていうのは偶像だよってことかと思っているんだけれど、解釈が違ったら教えてください。長年二次元のオタクだったのでアイドル界隈のことって本当に初めての事が多すぎて驚きと学びの連続です。

 

当日、初めて吉祥寺に行ったのだけれど駅からライブハウスまでの距離が本当ほにほどよくて、おっぱぶの旗や待合室みたいな公園などを見ながら目指しました。

すごい良い街って感じがしたな、アーケードがありつつ、ほどほど田舎なのにうちの田舎にない煩雑とした都会感があってよかった。

あれで人が3分の1くらいだったらいいのにな。平日だっていうのに沢山人がいました、何がある訳でもないのに。

 

会場時間前まではライブハウスまえや入口前での立ち止まり行為が禁止されていたので、ずっと回遊魚のように会場~電気屋までをぐるぐる回るなどしたり、目に入った乳製品のお店に飛び込んで震えるなどしていました。

推しに会うっていう緊張と知らん街の知らん店っていう緊張がすごくて(あと時間前に初めてコスメカウンターに行ったんですけど、美容部員さんと話すのに緊張しすぎてそれも抜けてなかった)まじで震えてた。血圧上がりすぎてあたるかと思った。

 

きっちり時間厳守で入場すると、物販でチェキ券を入手して会場に。

先に物販で足止めする人が多かったのか、ドリンクチケット交換する人が多かったのか、チケットの番号がよかったおかげもあったけれど2列目のドセンターを陣取って震えもピークになってました。よく心臓が持ったな、と思います。

 

噂に聞いていたように、現場(ぞめてぃ限定なのかは知らないけど)は若い女の子が多くて、私にとっては実妹より少し年下の可愛い子たちのグループって印象だけれど、この子らにとっては少し年上のお姉さんグループなんだと思うと何だか不思議な心地になりました。

きっと私が思っている彼女たちの素敵さと、私より年下のプレイヤー(ZOCのファンの総称です)が思っている彼女たちの素敵さは違う角度なんですよね。教えてほしい、すり合わせたい。

 

 

LIVE本編のことはほぼ覚えてない。

 

なんか幼稚園児のスモッグを着た推しとか、学ラン&セーラー服を着た推しとか、ずっと映像で見ていた縷縷夢兎衣装を着た推しを生で見たりしたのだけれど、興奮しすぎたのかほぼ覚えてない。

インスタとかMVで見たままの推しが数メートル先で歌ったり踊ったり、見つめ合ってしゃべったりしていて驚いちゃった。生きてるってすごいな。

セトリとかまとめている人いるだろうからそれで確認したいんだけれど、とにかく覚えていることを箇条書きすると(主にMC)

 

・ライブ前にスワンボートに乗ってた香椎。かわいい。

・香椎の誕生日に爆音で音が鳴って光って動くミニセグウェイをプレゼントした藍染。かわいい。

・配送の不手際でミニセグウェイが指定日に届かなかった件で、人生で初めてクレームの電話をした藍染。それに愛を感じた香椎。優しい世界か。

・照れすぎて会場見られない二人(ずっと見つめ合って話してた終始二人の世界っぽくて最高でした)

藍染ソロ曲のセラムン感っていうか宝塚感っていうか、あれなんて言ったらいいんですか。くるくる回っててすごかった。

・香椎がソロ曲の歌詞をすっ飛ばしちゃったとき、颯爽と出てきてリードする藍染が格好良すぎたんだけど、MCのときに「マンモスみたいでかっこよかった」って言ってて可愛さも爆発しました。マンモスだったはず、カバだったかな?

・ちゅーぷりMVに使われているぞめてぃの口パク部分の動画フルが見られたんですけど、夜道で歌ってアスファルトに転げて痛がるっていう可愛らしさすごかった。二人で歩いて、しまいに頭から転げる事って大人になってからあります?酔っ払いかな?

 

 

これくらいしか本編覚えてないんですけど、ZOCの曲とか、それ以外の曲とか、ソロ曲とか、初めて聞く曲もたくさんあって凄かった。

普段インスタライブとか殆ど見ないので、動いて喋る推しっていうだけで情報過多なのに、それが肉眼で目の前で起こっているんだな、と思うとなんか…すごかったな…。

 

終演後、初めての囲みチェキってやつを経験したんですが、アドレナリンが最高潮だったから早口で書きます。オタクの早口のやつだと思って読んでください。

 

・チェキ整列がえぐくて早々にホテルに帰らなきゃならなかったので個別チェキを諦めたんですが、そうすることによって「推しに一人ずつ会う」から「二人の推しに同時に会う」っていう風にハードルが爆上がりして指先冷たくなるぐらい震えました。

・心の平安を保つために家族にLINEしながら待ち時間を過ごしたんですが、「こわいわ」しか言ってなくてびっくりしました。めちゃくちゃ怖かった。

・囲みチェキの順番もなんかめちゃくちゃ前の方で、5人目くらいに順番が来てしまったんだけれど、ステージに居た推しと同じ高さの場所に行って、どんどん距離を詰めていくの緊張感の高まりがエグくてすごい逃げたくなりますね。アイドルのファンの人たち、これに耐えられるのすごい尊敬してしまうな。

・順番くる前まで「伝えたいことは練習しておきな!」ってチェキ経験者の妹から助言を受けていたので、秋田から応援してるって事とか、アイドルの定義は知らんけど生き様がアイドルだって事とか、今日すっごい素敵だったって事とか伝えようと思ったりしたけどそんな余裕はなかった。

・ステージに立つ推しは自然と見上げる格好だったので気が付かなかったのだけれど、香椎の背が私より低くて、黒髪ウルフめちゃくちゃ似合っていてうわ~!めっちゃ香椎じゃん!と思ったまま目が合わせられなくなってしまった。今思うとあからさまに無視したみたいになっていないだろうか?と反省したりしている。

藍染の目線が私とほぼ同じたかさで、目がでっかいものだからずっと凝視してしまった。近づいてもお腹の厚みがペットボトルくらいしかなくて、この中に本当に内蔵がつまってんのか?と思った記憶だけはめちゃくちゃある。

・チェキは絶対「凶のハンドサン」をお願いしようと思っていたので、これだけはきちんと伝えないといけないと思ってめちゃくちゃ震えながらお願いしたところすんなり受け入れてくれたので、アイドルの器のデカさってすげーなと思った…何のことか分からんだろうに、受け入れてくれる懐のふかさ。商魂と言われたらそうなのかもだけども。

・完全にキャパオーバーだった。

・そういえば大森靖子さんのライブTシャツを着ていったのだけれど(大森さんと4ショットチェキになるな、という思惑があった)、大森さんの話しもしたような気がするけど幻聴だったかもしれない。

 

 

とにかくすごい経験をしたな。

生誕イベントっていう名目だったのだけれど、会場の入口に大きな花とか届いていたりして、会場全体で二人の誕生日を祝って、ZOCというグループであることをお祝いして、すごい優しい世界だった気がします。

 

 

推しがSNSと映像で見るだけの存在なんじゃなくて、

現実にいる女の子なんだなっていうのをめちゃくちゃ実感した一日でした。

 

 

 

 

長くなりすぎた。