ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見た
5分で分かるアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第1回
劇場公開が地元でも行われるのを切っ掛けに、アニメを全編見た。
久しぶりにワンクールのアニメを見通したので、なんだか懐かしい気分になったのと、やっぱりアニメーションが好きだなあととか思ったので忘れないうちに書き留めておこうと思う。
とはいえ、一気に見たわけではないので細かい感想とかはとっくに忘れてしまっているので印象に残っていることと、アニメ本編の最終回を迎えてっていう感じで…。
本放送はとっくに終わっているものだと思うので(ネットフリックスで見ました)、ネタバレ全快でいきます。
・ヴァイオレットすっごく活舌がよくて、聞いていて気持ちがいい声なのは、感情の抑揚がないから聞き取りやすいのかな?
・「愛している」の意味を探す群青劇なのだけれど、「愛している」を知っている私にとっても学びの多いヴァイオレットの人生だなあと思う。
・とにかくきれい。よく動く。
・「アニメ―ションを見ていて気持ちいいなと思う瞬間」というのを最近考えているのだけれど、「現実には起こりえないことを現実以上に描かれているとき」とか「現実そのままを二次元で描かれているとき」とか、そんな感じかな…と思っていて、ヴァイオレット・エバーガーデンはその二つがたくさんある素敵なアニメだった。
これ毎週放送していたのすごいな…とも思う。一話一話が映画みたいに美しいし、大きな乱れがなくてずっとキレイなのって何気にすごいことだと思うんですが、どうなんでしょう?
・傘を持って池の水面を走る場面とか、うわ~!ってなるくらい好きだな。
あとは何気ないシーンがすごいきれいで、もはやよく覚えてない。
・ヴァイオレットが義手の少女だからなのか、手の演技(演出?)が多かったような気がするけれど気の所為かもしれない。
グローブ越しに義手が拳をつくるSEが気持ちよかった。ギュムとググッの間みたいな音。
・最終話の手紙、ヴァイオレットが愛しているを少し理解したって言っているところ、思い出している言葉があって、
哲学者のエーリッヒ・フロムが愛について論じている言葉
一人の人を本当に愛するとは、すべての人を愛することであり、世界を愛し、生命を愛することである。
誰かに「あなたを愛している」と言うことができるなら、「あなたを通して、すべての人を、世界を、私自身を愛している」と言えるはずだ。
というもの。
ヴァイオレットが、色んな事があった世界も、自分自身も愛せるようになったらいいな~と思って、最終回を見届けました。
・少佐の「愛してる」の解釈ってどこに着地するんでしょうね。
劇場版、見に行きます。
久しぶりに素敵なアニメーションを見たなあ。