事務員の日記

物覚えが悪い

人の金で焼肉を食べてきた夜

昨晩は社長とサシ飯をしてきた。

夏なので焼肉。久しぶりに焼肉で肉を浴びるように食べたのでおなか壊さないか心配していたけれど、大人になったので喉元パンパンになるほど食べなくなったせいか、心配無用で美味しく最後までいただけました。

 

業務上のヒアリングとかなんかそんな感じの予定だったのだけれど、お喋り好きな社長とおしゃくその私なので会話の殆どが雑談。雑談に次ぐ雑談。犬の話しから、家族の話まで、思い返せばほとんど仕事の話しはしていなかった。

前菜の間はそんな話をした気がするけれど。(今朝出勤したら昨日の内容を踏まえてさっそく上司同士で話し合いしていたので有意義なお喋りではあった気がする。)

 

そんなことよりも、私が一番よかった~と思った事を忘れないうちに書き残しておこうとおもう。楽しいことほど忘れやすいので。

 

・去年くらいから純文学ブームが自分の中で起こっていて、その話をお茶休憩の時にしたのを社長も覚えていたようで、中島敦の話しで盛り上がりに盛り上がった。

(私純文学を読みだしたきっかけは図書館に出かけるのが面倒くさくて、著作権切れでネット文庫にあがっている夏目漱石作品を読みだしたという邪ますぎるものだけれど、授業であんなに退屈だった文学が今読むとめちゃくちゃ面白い!という発見があった。)

太宰治人間失格の失格っぷりに引いてしまって読破を断念した思春期があったけど、今読むと面白い。

・芥川の辞世の句と作品の「鼻」がかかっている気がして(意図しているかは分からないけれど)感慨深い気分になる。・・・とかそんな話しもした。

 

・人生で3回くらい勉強したい欲求が湧いて出てくる気がするけれど、その時に行動しないと切っ掛けを失うのでどんどんやりたいことは手を出した方がいい。私は読書、社長は船舶免許とヤツメウナギ釣りらしい。

 

・何十年も前の彼女の浮気現場に遭遇した光景を夢に見る。見すぎて最近は何とも思わなくなった、むしろ二度寝する気分もなくなるので目覚めが良いらしい。

何この面白すぎる目覚ましの話し。

 

うっかり自分の家族のことも話し過ぎてしまった気がするので、あの人口が軽いから言わなきゃよかったかな、と反省している。隠す気もないのでついつい言っちゃうけど、家族の話しは私個人の話しではないので気を付けなくてはいけない。反省。

 

本読むのが好きだけれど、なかなか話す相手がいなかったので(友達が居ない)楽しかったな~!終盤はお互いの飼い犬の可愛さの話ししかしてなかった。