徳川美術館名品展で山姥切長義を拝見してきた
秋田県で刀剣乱舞に実装している日本刀を見ることが叶うとは思っていなかったので展示が決まった時はとっても驚いたし、私が遠征して見に行った展示のような混雑が起こった時に千秋美術館が対応できるんだろうか?と勝手に不安になっていたけれど、すべて稀有でしたね。
帰省してきていた妹と二人、満を持して山姥切の本科を見てきた。
お昼過ぎに行ったところ混雑はしていなくて、展示室にも人はまばらな感じでした。
ゆっくり鑑賞するにはベストコンディションで、刀剣をはじめ宝物の数々をガラスに近づいたり離れたりして思う存分眺めてきました。
忘れないうちに長義について覚書き
・鑑賞した日(8/15)は展示後期で太刀飾りにて展示
・第一印象「大きい」
・刃紋が面白くて雫が垂れたような、玉が転がってるような、印象的に派手さを感じた
・展示室が暗く、スポットのようなライトだったので紋を含めて光に強く当たる部分が見えやすかった気がする。自然光みたいなライトでも見てみたい気がしたけれど、照明のことは詳しくないのでどちらがいいとかは分からない。
面白い刃紋だったのだけれど、長義の説明文は来歴についてしか記されていなかったのであの文様をなんて称するのか分からない。
すごい面白いし、確かに美しいと思った。きれいだったな~。
図録の写真にもうっすらと写ってはいるのだけれど、実際光を反射させた姿だと図録よりもすごくはっきりと陰影が見えるので機会がある方は見比べてほしい。
その他の展示覚書き
・第一展示室の甲冑「熊毛植黒糸威具足」ポスターにも掲載されてる甲冑、めちゃくちゃ毛深くて笑ってしまった。すごく全身痒くなりそう。家康が着用していたものだそうだけれど、動くところ見てみたいな。
・唐物茶壷が二つ並んでいる展示ケース。どちらも雰囲気が似ている壺なのだけれど、これを展示するときに取り違えたりしても私は気づくことが出来ないかもしれないと思った。この茶壷、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と天下人を渡り歩くのだけれど、みんなどっちがどっちだったか分かっているなんてすごいな。
混雑は見られないし、とってものんびり展示品を眺められるので過ごしやすかったです。
源氏物語の複製原画も良かったなー
もう一回くらいは行きたいな、と思ってます。